5年間務めたホワイト大企業を退職しました
5年間務めたホワイト大企業を退職しました
久々にブログを再開しようと思いました。
と、いうのも自分の人生の変化がこの数ヶ月激しかったからです・・・
5年間務めたホワイト大企業を退職しました。
経緯:社員一万人越えの超ホワイト企業をなぜ退職したのか
ざっくりと、なぜ退職したのかというと、たくさんのことが絡み合って限界を感じたためです。
もちろんホワイトで大企業だったため安心して働くことができましたし、いい点もたくさんありました。
良かった点(でもあり、嫌だった面でもある点…)
- 定時退社も自分の裁量で可能。繁忙期以外はほぼ定時。
- 目標達成しなくても問題がない(何も詰められることがないです)
- 同期の結束が固い(入社当初に長く手厚い研修があるため、一緒に過ごす期間も長く、友情が芽生える笑)
- 自分の会社に対して誇りを持って仕事ができる(テレビCMは流れるは、主要都市に行けば自社ビルはあるわ、イベントは一流ホテルで開催するわで、自分の実力がなくても、自分がすごいことをしているような気になることができる)
転職を決意したきっかけ
- 社員の指揮が著しく低い(インセンティブ等の考え方はほぼなく、真面目に働いていれば給料は同じランクで3段階ほどの変化しかない)(社内での体裁のためだけの仕事がたくさんある。本気で仕事を取り組んだ人間がバカを見るような環境。「どうせできるわけない」という思考が蔓延している。)
- おじいちゃんばかり・・・(申し訳ないのだが、これが本当に辛い。私は現場で営業をしていたが、営業の現場には50代のおじさま方と20代のみ。30、40代はほぼ本社組織で企画業務をしている。20代後半の私は若手の中でも上の世代であり、目標とする30代の人が身近にいないことがとてもきつかった。)
- グループ会社採用のキャリアビジョンが描けなかった(私が営業機能を担ったグループ会社採用だったため、5年間ほぼ同じ業種業態への営業をしており、さらにあと数年は同業務という噂が流れており、今後の自分自身の成長について不安を感じた。)
- 本当の自分のスキルを身に付けたいと思った(会社の看板で勝負するのではなく、自分自身の力・市場価値がどれほどのものなのかをわかった上で仕事をしたかった。20代のうちにできる限りの能力を磨きたいと思った。)
- 社内の業務フロー・業務システムが煩雑であること、またそれを改善する意向が感じれなかった(大企業病というのか、通例を変えることをとても嫌がります。統一されていない属人的な要素が大きい業務フローのため、生産性は著しく低下します。またそれを改善しようとしても、縦割りの組織のため責任と業務の押し付け合いで話が進みません)
多かれ少なかれ、そんなことはどこの企業にもあるのだろうとは思うのですが、1社しか経験していない自分が、「他の会社もそんなもんだ」と言われても納得ができませんでした。
自分のキャリアビジョンを考える上で、どうしてもそんな環境を我慢できなかった。
ホワイトを捨ててでも、自分自身の成長を実感できる会社に務めたいと思いました。
もっと情熱を持って仕事している人がたくさんいる場所で、涙が出そうなくらいの情熱を仕事に注ぎたいと思いました。
入社当初は、泣けるほど仕事に打ち込んでいましたが5年間の業務を通して、流れ作業になってしまっている自分にも嫌気がさしたのもあります。
とはいえ、お世話になった会社のことは今までもこれからも本当に大好きです。
自分がこの会社に勤めることができたことは誇りに思います。
そんなこんなで、ホワイト大企業を退職しました。
これからどうなるか、転職先に入社するまで少し時間があるので「成功だったのか?」という問いに対しては、自分ではもう答えが出ています。
「これで良かったと思っています。」
今やめなかったとしても、いずれやめたくなる日がくると確信したからです。
退職交渉のこと、転職活動のこと、これから順番に書きたいな。